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レバレッジ6原則とは|管理職が頑張るほどメンバーが育たない理由と成果を10倍にする方法

解説:森田英一(beyond globalグループ President & CEO) 公開: 更新:
レバレッジ6原則とは|管理職が頑張るほどメンバーが育たない理由と成果を10倍にする方法

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この動画の結論

管理職が頑張るほどメンバーが育たないのは能力ではなく構造の問題です。レバレッジ6原則を実践すれば成果は10倍以上になります。

動画の基本情報

動画タイトル 【驚くほど成果が出る】伸びる組織には理由がある!一流リーダーだけが実践する“レバレッジ6原則”を組織開発のプロが解説!【チームビルディング/権限委譲/KPIマネジメント/組織構造/リーダーシップ】
解説者 森田英一(もりっしー)/beyond globalグループ President & CEO
国内外1,000社以上の組織開発・研修を支援。日本の人事部「HRアワード2013」プロフェッショナル部門 最優秀賞
テーマ マネジメント/管理職・幹部育成/組織開発
再生時間 1:00:21
再生回数 3,298回視聴※YouTubeより自動取得
動画の公開日 2026年2月14日
動画URL https://www.youtube.com/watch?v=ye9EWmOB5Hg
チャンネル グローバル社長の「志」で自走する組織開発チャンネル

管理職や経営者として、自分はプレイヤーとして誰よりも成果を出せる。それなのにメンバーがなかなかついてこない、任せても思うようなアウトプットが返ってこない、結局自分で抱え込んでしまう。そんな悩みを抱えていませんか。人を増やしても忙しさが減らず、上司だけが疲弊していく。このループから抜け出せずにいる方は少なくありません。

この問題の原因は、あなたの能力不足ではありません。スーパープレイヤーとマネージャー・経営者に求められることは違うにもかかわらず、プレイヤーの延長線上でチームを運営してしまう構造にあります。個人の力で頑張るのではなく、テコの原理でチームの力を最大化する。そのための原理原則が「レバレッジ6原則」です。これを意識すれば成果は10倍以上になります。

なぜ管理職が頑張るほどメンバーが育たないのか

経営者や管理職の方が「自分で何とかしよう」という意識を強く持つと、周りにうまく任せられず、チームとして成果を最大化する仕掛けが作れません。プレイヤーとして優秀な人ほど、この落とし穴に陥りやすい傾向があります。

スーパープレイヤーとマネージャー・経営者では、求められる役割がまったく異なります。プレイヤーは自分の手を動かして成果を出しますが、マネージャーは仕組みと権限移譲でチーム全体の成果を積み上げます。この違いを理解せず、プレイヤーの延長で動くと、上司だけが忙しくなり、メンバーは指示待ちのまま育ちません。

レバレッジとは「テコを効かせる」という意味です。個人が頑張る足し算ではなく、今年より来年、来年より再来年とビジネスが積み上がって楽になっていく掛け算の状態を指します。属人性に頼った組織はどこかで必ず頭打ちになり、崩壊するリスクを抱えます。健全にスケールさせるには、6つの原則を体系的に実践することが必要です。

レバレッジ6原則の全体像

レバレッジ6原則は、権限移譲・KPI設計・財務リテラシー・未来思考のフィードバック・AIテクノロジー活用・自己成長の仕組み化という6つで構成されます。それぞれが独立しているわけではなく、相互に連動しながら組織の力を積み上げていきます。まずは全体像を一覧で確認してください。

原則 名称 要点
1 権限移譲 5段階フレームで成長段階に合わせて任せる範囲を広げる
2 KPI設計 成果KPIと行動KPIをセットで設計し、目的まで共有する
3 財務リテラシー PL思考に加え、見えない資産を積み上げるBS思考を持つ
4 未来思考のフィードバック 褒める4対叱る1の黄金比で、タイムリーに未来志向で伝える
5 AI・テクノロジー活用 得意な人に任せ、いい問いを立ててAIを使いこなす
6 自己成長の仕組み化 1on1とメンター制度でメンバーが自ら成長する仕組みを作る

原則1 権限移譲(5段階フレーム)

権限移譲は5つの段階で考えます。1段階目は指示出しをして作業者としてやってもらう段階です。2段階目は一旦自分で考えてもらい、相談しながら一緒に決めます。指示待ちだけでなく、考える習慣がつき始める段階です。

3段階目は部下が基本的に考え、部下から提案してもらい、上司が承認します。ここで一気に主体性が変わります。4段階目は自己判断してもらい事後報告でよい段階、5段階目は完全移譲でプロセスは任せ、最終的な成果報告だけをもらう段階です。

重要なのは、権限移譲しても実行責任は部下に移りますが、管理責任は上司に残るという点です。丸投げして管理責任まで放棄するのはダメ上司です。部下が成果を出せなければ「上司はどうしていたのか」が問われます。中途で仕事ができる人はレベル3や4から、若手は段階2から始めるなど、成長段階に合わせて設定します。あらかじめ「今この段階、3ヶ月後には次の段階へ」と期間を区切って伝えることが、メンバーの成長マップになります。

原則2 KPI設計(成果KPIと行動KPI)

KPI(重要指標)は部下とちゃんと握っておくものです。多くの会社ではKPIを立てても意識されず、年始めの数字だけあって忘れられがちです。リクルートはKPIマネジメントが徹底しており、それによって社員が自走する仕組みを整えています。これは決して普通のことではなく、ここまでやり込んでいる会社の方が少数です。

KPIには成果KPIと行動KPIの2種類があります。売上のような成果KPIは半年後や1年後にしか振り返れませんが、週に何件・1日何件といった行動KPIは日次や週次で振り返れます。KPIの肝は日々の行動を変えることであり、成果KPIだけでは直前に帳尻を合わせる発想になってしまいます。そのため両方をセットで設計することが必要です。

さらに大切なのは、成果が出る一番のセンターピンとなる行動を最大3つに絞ることです。そしてなぜそのKPIをやるのかという目的・意義まで共有します。過去のデータで「成果が出た人は1日3件以上アポを取っていた」といった根拠を示せば、人は納得して動きます。目標(オブジェクティブ)は「的」であり、自社都合と顧客への大義名分をセットで説明するのが経営者の仕事、それを分かりやすく翻訳して伝えるのがマネージャーの仕事です。

原則3 財務リテラシー(見えない資産を積み上げるBS思考)

財務リテラシーとは、数字を分かりやすく噛み砕いてメンバーに伝える力です。損益分岐点はどこか、自分たちは赤字チームか黒字チームか。これが分かると危機感が変わります。PL(損益計算書)でコストと売上、利益の感覚を持つことが1つ目です。

もう1つ大事なのがBS(貸借対照表)思考です。PL思考は毎期の出たとこ勝負ですが、レバレッジの効く組織は確実に資産を積み上げています。やればやるほど積み上がり、負債が減っていくのがレバレッジの効いた状態です。特に中間管理職に意識してほしいのが、バランスシートには出てこない「見えない資産」です。この見えない資産は4つあります。

1つ目は構造資産です。仕事を仕組み化・マニュアル化・ワークフロー化すると、優秀な一人しかできなかった仕事を若手や新人でも同じ品質でこなせるようになります。その中には、意思決定のログを取ることも含まれます。上司の判断軸を記録してAIに学習させれば、疑似上司ができ、新人が上司に相談せず提案・承認の段階へ一気に進めるようになり、権限移譲のスピードも上がります。録音データをNotebookLMに入れれば、自社の判断軸だけで答えるチャットボットが作れます。NotebookLMはデータソースとして入れたものだけで判断するため、一般論と自社の判断軸が違う場面で有効です。加えて、いいプロンプトを社内ウィキなどで共有・資産化するのも構造資産です。プロンプトは年上より若手が得意なことが多く、若手が活躍する場になります。

2つ目は人的資産です。これは人が育つこと、つまり単に従業員数を増やすのではなく、メンバーの能力の密度が上がることです。権限移譲のレベルが2から4、5へと育ったかを意識します。3つ目は関係性資産です。人が増えると関係が薄くなり言いにくくなりがちですが、遠慮せず本当に大事なことを言える関係、つまり忖度しない心理的安全性の高い状態を積み上げます。日本企業の弱さは忖度にあります。関係性は誤解が多いため、匿名の360度サーベイや1on1後の匿名アンケートで温度差を測ることが有効です。4つ目は文化的資産(カルチャー)です。ドラッカーの「カルチャーは戦略を朝食に食べる」という言葉の通り、いい戦略も悪いカルチャーの前では腐ります。どんなカルチャーを作るかを戦略として持ち、匿名のカルチャー診断でキーワードを集めて状態を把握します。

原則4 未来思考のフィードバック(褒める4対叱る1の黄金比)

いい行動を加速させ、良くない行動を減らすのに最も効果的なのがフィードバックです。ポジティブフィードバックとチャンスフィードバック(伸びしろを伝えるもの)をタイムリーに伝えることで、部下の行動は大きく変わります。

意識すべきポイントは3つあります。1つ目は比率です。いい行動を褒める・承認すると行動が強化されます。逆にダメ出しばかりでは上司を嫌いになり、関係が悪化します。ゴッドマン博士の黄金比は4対1で、4回褒めて1回叱るのが最も刺さり、行動変容につながります。ただし常にダメ出しを探す必要はなく、良い時はしっかり褒めます。上司は仕事ができる分、部下の粗が目立ちダメ出ししたくなるため、それを戒める目安が4対1です。

2つ目はタイミングです。人事面談で10ヶ月前のことを言われても響きません。ミーティング直後など、ジャストインタイムで伝えます。3つ目は未来思考です。原因分析は大事ですが、「なぜダメだったのか」より「次に起きないためにどうするか」を一緒に考える方が重要です。過去思考ではなく未来思考でフィードバックすると、部下は前向きになりレバレッジが効いてきます。なお、チャンスフィードバックの前提として、1on1などで関係性の貯金を積み上げておくことが土台になります。

原則5 AI・テクノロジー活用

生成AIによって生産性は爆発的に上がります。AIを使う会社・上司と使わない会社・上司では、成果がはっきり変わります。情報のリサーチや選択肢の洗い出しはAIが得意です。人間がやるべきは、その中から迅速かつシャープに意思決定すること、そして何が一番大事なセンターピンかを見極めることです。

いい問いかけを投げればAIはいい答えを返します。逆にいい問いが立てられないとAIの力を使いこなせません。今何が問われているのか、自分が考えるべきテーマは何かにアンテナを立てることが人間の役割です。AIツールは日々進化し、用途によって使い分けが必要なため、上司が全部キャッチアップするのが難しければ、AIが好きな若手を「AI担当」に任命するのがおすすめです。

AI勉強会を定期的に開いてもらい、月1回でも効率化の提案を出してもらう。得意な人に任せる適材適所の配置こそ管理職・経営者の役割です。これによって若手が貢献実感と成長実感を得られ、下から意見が言えるカルチャー変革にもつながり、レバレッジが効いてきます。

原則6 自己成長を仕組み化する

上司が指導するだけでなく、メンバーが自分で気づいて成長していける仕組みを作ると、成長は加速します。ポイントは2つです。1つ目は1on1をきちんと行い、その中で部下の成長をテーマに話すことです。上司の期待を伝えた上で、メンバーがどう成長したいか、この1ヶ月・3ヶ月で何にチャレンジするかを問いかけます。成長のボトルネックは何か、強みをもっと活かすにはどうするか、この2つの観点で向き合います。

2つ目はメンター制度です。直属の上司は人事評価をする立場のため、部下は弱みを見せにくく本音を言いにくいものです。そこで利害のない斜め上の先輩やメンターが定期的に面談すれば、今の職場やプロジェクトの悩みを相談しやすくなります。自分がどんな人になりたいか、本人の中から湧いて出た目標・ビジョンを言語化し、それを応援する役割として上司やメンター、OJTトレーナーが伴走する仕組みを作ります。拠点間のコミュニケーション活性化を兼ねて、別拠点のメンバーをメンターにするといった実験も有効です。距離が離れすぎて仕事内容が分からないとアドバイスできないため、緩やかに分かるが直接の利害はない、という距離感が理想です。

解決策・打ち手

成長段階に合わせて権限移譲のレベルを設計する

すべてのメンバーを一律に扱わず、5段階のどこにいるかを見極めます。中途の即戦力はレベル3や4から、若手はレベル2から始め、相談しながら着実にアウトプットの質を上げます。あらかじめ「今この段階、いつまでに次へ」と期間を区切って共有すれば、メンバーは成長の道筋が見え、上司が抱え込んでいた仕事が徐々に剥がれていきます。

行動KPIを日次・週次で振り返る仕組みを作る

成果KPIだけでは直前の帳尻合わせになりがちです。成果につながる行動を最大3つに絞り、日次や週次で振り返れる行動KPIを設計します。その行動をやっていれば自動的に成果が上がる仕組みにできれば、社員は自走します。さらに、なぜそのKPIをやるのかという目的を、データや大義名分とセットで伝えます。

意思決定のログをAIに学習させて疑似上司を作る

上司の判断軸を録音やテキストで記録し、NotebookLMなどに学習させれば、新人が上司に相談せずとも同様の答えを得られます。これにより権限移譲のスピードが上がり、上司の時間も空きます。自社の判断軸だけで答えてほしい場合は、データソースだけで判断するNotebookLMが適しています。

褒める4対叱る1の黄金比をタイムリーに実践する

いい行動をその場で褒め、行動を強化します。ダメ出しは4回に1回程度に抑え、必ず未来思考で「次どうするか」を一緒に考えます。人事面談まで溜めず、ミーティング直後などジャストインタイムで伝えることで、行動変容につながります。

AI担当を任命して適材適所で配置する

上司が無理にキャッチアップするのではなく、AIが得意な若手を担当に任命します。定期的な勉強会や効率化の提案を役割として与えれば、若手が貢献実感を得て活躍し、下から意見を出せるカルチャーへの変革も進みます。

1on1とメンター制度で自己成長を仕組み化する

1on1では部下の成長をテーマにし、ボトルネックと強みの2観点で向き合います。直属の上司に言いにくい悩みは、利害のない斜め上のメンターが受け止めます。本人発の目標を言語化させ、それに伴走する仕組みを整えることで、メンバーが自ら成長し続けます。

明日から着手する順番

  1. メンバー一人ひとりが権限移譲の5段階のどこにいるかを見極め、次の段階と期限を伝える。最も着手しやすく、成長マップの土台になります。
  2. 成果KPIとは別に、日次・週次で振り返れる行動KPIを最大3つ設定し、その目的も共有する。
  3. フィードバックを褒める4対叱る1の黄金比に近づけ、ミーティング直後などタイムリーに未来思考で伝える。
  4. 1on1を定期化し、部下の成長・ボトルネック・強みをテーマに向き合う。関係性資産の土台になります。
  5. AIが得意な若手をAI担当に任命し、勉強会や効率化提案の役割を与える。
  6. 上司の意思決定ログを録音やテキストで残し、NotebookLMなどに学習させて疑似上司を作る。
  7. 匿名の360度サーベイやカルチャー診断で、関係性資産と文化的資産の状態を可視化する。

よくある質問

レバレッジ6原則とは何ですか?

管理職・経営者がチームの力を最大化する6つの原理原則です。権限移譲・KPI設計・財務リテラシー・未来思考のフィードバック・AI活用・自己成長の仕組み化で構成され、意識すれば成果は10倍以上になります。

権限移譲は何段階ありますか?

5段階あります。1作業指示、2相談しながら決める、3部下提案を上司承認、4自己判断で事後報告、5完全移譲で成果報告のみ、という順で任せる範囲を広げていきます。

権限移譲すると上司の責任はなくなりますか?

なくなりません。実行責任は部下に移りますが、管理責任は上司に残ります。丸投げして管理責任まで放棄するのはダメ上司であり、成果が出なければ上司の対応が問われます。

中途採用の即戦力にはどの段階から任せますか?

レベル3や4から任せます。仕事ができる人は1段階ずつ追う必要がなく、部下提案を承認するレベル3、または自己判断で事後報告のレベル4から始めるのが目安です。

若手にはどの段階から任せるべきですか?

段階2から始めます。若手にいきなり全部任せてもいいアウトプットは出にくいため、相談しながら決めるレベル2から入り、成長に合わせて段階を上げていきます。

KPIには何種類ありますか?

成果KPIと行動KPIの2種類があります。両方をセットで設計することが肝で、成果KPIは半年後などにしか振り返れませんが、行動KPIは日次・週次で振り返れます。

行動KPIはいくつに絞るべきですか?

最大3つに絞ります。成果が出る一番のセンターピンとなる行動を1つ、多くても3つ選び、それを日々振り返ることで社員が自走する仕組みを作ります。

KPIが機能しない原因は何ですか?

目的や意義が共有されていないことが原因です。設計が良くても、なぜやるのか分からずやらされ感があると機能しません。データや大義名分とセットで理由を伝える必要があります。

PL思考とBS思考の違いは何ですか?

PL思考は毎期の赤字黒字を見る出たとこ勝負、BS思考は資産と負債の関係を見て積み上げる発想です。レバレッジの効く組織は確実に資産を積み上げ、負債を減らしています。

見えない資産とは何ですか?

バランスシートに出ない4つの資産です。構造資産、人的資産、関係性資産、文化的資産があり、中間管理職はこれらを意識して積み上げることでレバレッジが効きます。

構造資産を作るには何をすればよいですか?

仕事の仕組み化・マニュアル化・意思決定ログの記録・プロンプト共有を行います。優秀な一人の仕事を若手でも再現できるようにし、AIに学習させれば権限移譲も加速します。

NotebookLMは何に使えますか?

自社専用のチャットボット作りに使えます。データソースとして入れたものだけで判断するため、一般論ではなく自社や上司の判断軸だけで答えるAIを作れます。

人的資産とは従業員数を増やすことですか?

いいえ、人数ではなく能力の密度を上げることです。メンバーができる範囲やレベル、権限移譲の段階が2から4、5へと育っていくことを意識して積み上げます。

関係性資産を測る方法はありますか?

匿名の360度サーベイや1on1後の匿名アンケートが有効です。面と向かうと部下は遠慮していいことしか言わないため、匿名の仕組みで温度差を測ることが大切です。

心理的安全性を高めるにはどうすればよいですか?

忖度せず本当に大事なことを言える関係を作ります。1on1で部下を理解し信頼残高を積み上げると、以前は言えなかった相談や反対意見も言えるようになります。

カルチャーはなぜ重要なのですか?

いい戦略も悪いカルチャーの前では腐るからです。ドラッカーは「カルチャーは戦略を朝食に食べる」と述べており、どんな文化を作るかを戦略として持つ必要があります。

褒めると叱るの理想的な比率は?

4対1です。ゴッドマン博士の黄金比で、仕事の場面では4回褒めて1回叱るのが最もメンバーに刺さり、行動変容につながり効果的だとされています。

フィードバックはいつ伝えるべきですか?

ジャストインタイムで伝えます。人事面談まで溜めると響かないため、ミーティング直後など気になったその場でタイムリーに伝えることが効果を高めます。

AI活用は誰が担当すべきですか?

AIが得意な若手を担当に任命するのがおすすめです。上司が全部キャッチアップするのは難しいため、勉強会や効率化提案を役割として与え、適材適所で配置します。

直属の上司以外に相談役は必要ですか?

必要です。直属の上司は人事評価をするため本音を言いにくく、利害のない斜め上の先輩やメンターがいると、職場の悩みを相談しやすく自己成長が加速します。

まとめ

  • 管理職が頑張るほどメンバーが育たないのは能力の問題ではなく、プレイヤーの延長でチームを運営してしまう構造の問題です。
  • レバレッジ6原則は権限移譲・KPI設計・財務リテラシー・未来思考のフィードバック・AI活用・自己成長の仕組み化で構成され、成果は10倍以上になります。
  • 権限移譲は5段階で成長に合わせて任せ、実行責任は部下に移っても管理責任は上司に残ります。
  • 財務リテラシーではPL思考に加えBS思考を持ち、構造・人的・関係性・文化の4つの見えない資産を積み上げます。
  • フィードバックは褒める4対叱る1の黄金比でタイムリーに未来思考で伝え、1on1とメンター制度で自己成長を仕組み化します。

まずはメンバー一人ひとりが権限移譲の5段階のどこにいるかを見極め、次の段階と期限を伝えるところから始めてください。

動画特典

この動画では、レバレッジ6原則のうち自分がどこまでできているかを確認できる「レバレッジ6原則チェックリスト」を特典としてご用意しています。動画の復習として、また実務に落とし込む際のチェックリストとしてご活用ください。

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