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「別格」と呼ばれる人の5つの共通点|頑張りの方向を変えて一目置かれる人になる方法

解説:森田英一(beyond globalグループ President & CEO) 公開: 更新:
「別格」と呼ばれる人の5つの共通点|頑張りの方向を変えて一目置かれる人になる方法

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この動画の結論

別格になれないのは能力ではなく努力の方向の問題です。作品化・仕組み化・経営者視点・納得の醸成・美意識という5つの構造的特徴を真似れば、凡人でも別格に近づけます。

動画の基本情報

動画タイトル 【有益】社内で「別格」と呼ばれる人だけが持つ"5つの構造的特徴"|替えがきかない人材になる条件【組織開発/リーダーシップ/キャリア/人材育成】
解説者 森田英一(もりっしー)/beyond globalグループ President & CEO
国内外1,000社以上の組織開発・研修を支援。日本の人事部「HRアワード2013」プロフェッショナル部門 最優秀賞
テーマ マネジメント/リーダーシップ/組織開発
再生時間 26:08
再生回数 9,042回視聴※YouTubeより自動取得
動画の公開日 2026年7月12日
動画URL https://www.youtube.com/watch?v=1a-XZxSVBLI
チャンネル グローバル社長の「志」で自走する組織開発チャンネル

「結果も出しているし残業も頑張っているのに、社内で『別格』と呼ばれるあの人には届かない」。そんな感覚を持ったことはないでしょうか。営業成績や作業スピードを競う延長線上で努力を重ねても、なぜか一目置かれる存在にはなれない。多くの頑張り屋さんが、この壁の前で立ち止まっています。

結論から言えば、別格になれないのは能力や努力量の問題ではありません。別格の人は、一般の人とは違う「別のワールド」で努力しています。頑張る方向そのものが違うのです。この記事では、社内で別格と呼ばれる人が持つ5つの構造的特徴と、明日から実践できる行動を解説します。特徴を理解して真似をすれば、別格には確かに近づけます。

現象のメカニズム

頑張っている人ほど「別格」になれないことがあります。理由は、努力の方向にあります。結果を出す、残業をこなすといった頑張りは、今の延長線上での努力です。この延長線をどれだけ伸ばしても、別格ワールドには入れません。

別格の人は、他の人が持っていない高い志、広い視野、本質をついた観点を持っています。営業成績が突出している、作業が圧倒的に速いといった量や質の勝負とは、また違う次元にいます。特徴を理解しないまま努力を続けても、別格にはなれないのです。

さらに、これからの時代は延長線上の頑張りがAIに置き換えられていきます。逆に別格の人が持つオリジナリティや個性はAIにはないため、こうした人材がより重宝されるようになります。別格の構造的特徴を知っておくことは、これからの時代を生き抜く力にもつながります。

社内で「別格」と呼ばれる人が持つ5つの構造的特徴

ここからが本題です。社内で別格と呼ばれる人には、共通する5つの構造的特徴があります。まず一覧を示し、そのあとで1項目ずつ解説します。

No. 特徴 要点
1 仕事を作業から自分の作品に置き換える やらされ仕事ではなく、こだわりと思いを込めて魂を宿す
2 自分の労働を捨て仕組みで動かす 自分が動かなくても成果が出る構造をつくる
3 役職を無視して社長の脳を同期する どの役職でも経営者視点で物事を見る
4 正解を語らず納得をホールドする ロジックだけでなく感情を受け止め納得を生む
5 損得を捨て美意識で一線を引く 目先の損得より長期の信頼と美学を優先する

仕事を作業から自分の作品に置き換える

1つ目は、仕事を作業から自分の作品へと置き換えることです。仕事は作業をこなすものになりがちですが、別格の人はやらされ仕事としてではなく、自分なりのこだわりや思いを込めます。「会社から言われたから」という言葉をほとんど使いません。

自分の生きざまや、仕事そのものが人生における自分の作品なのだという思いを持って取り組むため、仕事に魂が宿ります。無難にこなすのではなく、入魂して「これは俺のこだわりの作品だ」というぐらいの思い入れで仕事をしているのです。

これは営業だけの話ではありません。経理でも、在庫の数から他部署が判断しやすいフォーマットに変えて渡す、必要なデータをタイムリーに届ける工夫をIT化やAIで実現するなど、他の人が考えない工夫ができます。「あの人がいたからこの仕事が成し遂げられた」と言われる仕事の仕方が、まさに作品なのです。

自分の労働を捨て仕組みで動かす

2つ目は、自分の労働を捨て、仕組みで動かすことです。優秀な人は作業が速くパパッと終わらせますが、普通の頑張る人は自分の作業を一生懸命こなします。別格の人は、自分が動かなくても成果が出る構造をどうつくるかを考えます。

自分の時間は限られています。AIを使う、外注を使う、部下に分担する、作業を細かく切り取って1年目や2年目の社員に割り振るといった形で、ワークフローをつくってしまいます。自分がやらなくてもできる状態をつくり、最後のチェックやクリティカルコントロールだけを担うのです。

こうした仕組み化をしなければ、圧倒的成果は出ません。自分の時間をより付加価値の高いところに使うという意識が強く、労働に時間を割かず、クリエイティブに考えることや仕組みづくりに頭を使います。全部自分でやりたい職人気質も素晴らしいものですが、別格とは方向が異なります。

役職を無視して社長の脳を同期する

3つ目は、役職を無視して社長の脳を同期することです。どんな役職であっても、経営者視点で考えるということです。給料が低い、残業が多いといった現場視点の不満は出てくるものですが、そこで「自分が経営者だったらどう改善するか」という観点で物事を見ます。

会議で「会社の3年後、5年後を考えたらこうだ」と経営者の観点から発言する人には、別格感があります。現場の悲鳴や苦しみを扱うことは大切ですが、一度俯瞰して経営者視点で見ると、これは今は仕方ないことだと整理できたり、より良くするための投資を経営者に提案できたりします。ただ愚痴るよりも建設的です。

経営視点を持つには、視点移動のトレーニングが有効です。方法は3つあります。1つ目は時間軸を伸ばすこと。今だけでなく3年後、5年後、10年後、そして3年前、5年前、10年前と比べて考えます。2つ目は空間視点の移動で、自分の仕事から部署、会社全体、業界、日本、海外へと範囲を広げて考えます。虫の目の視点を俯瞰していくイメージです。3つ目はポジション移動で、部長ならどんな責任と権限があるか、その人になり切って感じてみます。

これらはAIが得意とするところです。「経営者視点で考えるとこの問題はどう考えたらいいか」「海外の競合会社から見るとうちの会社はどう見えるか」とAIを壁打ち相手にすると、新しい見方が得られます。一人で考えると大変ですが、AIと壁打ちを重ねるほど脳が育っていきます。

正解を語らず納得をホールドする

4つ目は、正解を語らず納得をホールドすることです。ロジックは大事ですが、ロジックだけでは人は動きません。職場にはドロドロした感情や対立構造もあり、正論だけを言っても人は動かないのです。

一般の人はロジックと正論で押そうとしますが、ただ正論で論破しても、相手は頭では分かっても感情的には反発します。別格の人は、相手の話をちゃんと聞き、感情を受け止め、「よく分かります」「確かにそうですよね」と共感します。背景にある思いを聞いて受け止め、「これならやろう」という納得感をつくり出すのです。

ロジックや理詰めよりも、気持ちで語る魂の会話を大切にします。ロジックだけで動くマシンのようなやり方では人は動きません。人が動いてこその組織であり、ロジックだけで動かそうとするのは青いのです。相手の感情を受け止め、敵をも味方に変えてしまう器の大きさが、別格として重要なポイントになります。

損得を捨て美意識で一線を引く

5つ目は、損得を捨て、美意識で一線を引くことです。一般の人は損得で動きがちですが、「それってダサくないか」「うちの美学に反するのではないか」と言える人には、かっこよさがあります。

自分なりの生き方や、会社とはこういうことを大事にするものだという美学を持っている人は魅力的です。「俺はこういう風に生きるんだ」「かっこいい会社で働きたいんだ」という思いは、ロジックではありません。短期的には損をするかもしれなくても、長期的にはファンがついてくるからこそ、そちらを選ぶという考え方です。

目の前のちょっとした得のために手を抜くのではなく、長期的な信頼を重視します。こうした美学を持っている人には「この人についていこう」と思わせる力があり、変な誘いにも乗りません。美学を持っていることは、別格の一つのポイントです。なお、この器の大きさは成人発達理論でいうレベル5「自己変容型」に近いものです。

解決策・打ち手

別格になるための具体的な行動として、この動画では3つを紹介します。特別な才能がなくても、日々の仕事の中で実践できるものです。

報告の最後に経営視点の一文を添える

1つ目は、報告の最後に経営視点の一文を添えることです。上司に報告・連絡・相談をするとき、「私が責任者だったらこう進めた方がいいと思います。なぜなら〜だからです」「経営視点で考えるとこれを先に手を打っておくといいと思いますが、どう思いますか」と添えます。

この一文を添えるだけで、上司からの見られ方が変わります。上の視点で考えようとしていることが伝わるからです。最初は視点がずれていても構いません。経営者が何を見て考えているかを考える癖をつけていれば、そのうちクオリティは上がっていきます。

ここでもAIが活用できます。「経営者視点で考えたらこの問題はどう思うか」「この部の責任者だったらどんな行動をとるべきか」とAIに壁打ちできます。この問いを投げる人と投げない人で差がついていきます。AIを壁打ち相手として問いを投げる力が、これから大事になります。

2回以上繰り返す作業は仕組みにする

2つ目は、2回以上繰り返す作業は仕組みにすることです。1回やって「もう1回この作業があるな」と思ったら、テンプレート化する、チェックリストを作る、AIに任せられないか検討します。AIに任せられるかどうかも、AIに聞いてしまえばよいのです。

作業をしながらブツブツ言いつつ録音し、それをAIにマニュアル化してもらう方法もあります。マニュアル化すれば部下や後輩に頼みやすくなり、AIにも任せやすくなります。若手のうちは作業を速くこなす人がすごいと言われますが、管理職や経営者で評価されるのは仕組みづくりをする人です。

作業者として評価されているうちは作業者のままです。本当に評価されるのは、組織の手間を減らす人です。「これは自分にしかできない」と思いがちですが、それは大体幻想で、自分が休んでも退職しても誰かがやります。AIはナレッジを入れれば積み上がり、24時間働き、メンタルヘルスも崩しません。自動化できるところは自動化し、最高の壁打ち相手として活用しましょう。

目の前のルールになぜ存在するのかを5回考える

3つ目は、目の前のルールに対して「なぜ存在するのか」を5回考えることです。5W1Hのなぜ(Why)を5回繰り返してからハウ(How)を考えます。いきなりハウを考えるのではなく、なぜを5回繰り返すことで本質的な根本原因にたどり着ける、というトヨタの実践手法です。

普通の人は上から降りてきたルールを「会社が決めたことだから」と思考停止して受け入れます。別格の人はここで一旦考えます。「このルールはなぜできたのか」「どういう背景でできたのか」「どんな問題を防ぐためにできたのか」を考えるのです。

あらゆる手段は目的と状況によって最適解が決まります。過去にそのルールが決まったのには、その時の目的と状況があります。この目的と状況を考える人は仕事ができる人であり、ルールをアップデートできる人でもあります。想像した上で今の状況と目的を考え、変えるべきことは変え、腹落ちした背景は周りにも発信していくとよいでしょう。

明日から着手する順番

別格に近づくための行動を、着手しやすい順に並べます。上から順に取り組んでみてください。

  1. 報告・連絡・相談の最後に「私が責任者だったら」という経営視点の一文を1つ添える。
  2. AIを壁打ち相手にして「経営者視点だとこの問題はどう考えるか」と問いを投げる習慣をつける。
  3. 2回以上繰り返した作業をテンプレート化・チェックリスト化する。
  4. 作業を録音し、AIにマニュアル化してもらって部下やAIに任せる。
  5. 気になるルールに対して「なぜ」を5回繰り返し、目的と状況を確かめる。
  6. 社内の別格の人を5つの観点で観察し、視点・観点・美学の違いを認識する。
  7. 違いを理解した上で「自分だったら」と落とし込み、自分の美学に消化させる。

よくある質問

別格になるのは特別な才能が必要ですか。

必要ありません。5つの構造的特徴を理解し、それに向けたアクションを取れば、凡人でも確かに別格に近づけます。

結果を出したり残業を頑張れば別格になれますか。

なれません。それは今の延長線上の頑張りで、別格は違うワールドです。努力の方向そのものを変える必要があります。

別格の人の特徴はいくつありますか。

5つです。作品化、仕組み化、経営者視点、納得の醸成、美意識の5つの構造的特徴があると解説されています。

延長線上の頑張りはなぜ危険なのですか。

AIに置き換えられていくからです。逆に別格の人が持つオリジナリティや個性はAIにはなく、これから重宝されます。

「仕事を作品にする」とは具体的にどういうことですか。

やらされ仕事ではなく、自分のこだわりや思いを込めることです。「会社から言われたから」と言わず、入魂して取り組みます。

経理など事務職でも作品化できますか。

できます。他部署が判断しやすいフォーマットに変える、必要なデータをタイムリーに届けるなど、独自の工夫が作品になります。

「労働を捨て仕組みで動かす」とはどういう意味ですか。

自分が動かなくても成果が出る構造をつくることです。AI・外注・部下への分担でワークフロー化し、最終チェックだけを担います。

全部自分でやりたい性格でも別格になれますか。

方向転換が必要です。職人気質は素晴らしいものですが、別格は自分の時間を付加価値の高い仕事に使う意識が強い人です。

経営者視点はどうすれば身につきますか。

視点移動のトレーニングが有効です。時間軸・空間・ポジションの3つの視点を移動させて考える習慣をつけると身につきます。

視点移動トレーニングの3つとは何ですか。

時間軸を伸ばす、空間視点を広げる、ポジションを移すの3つです。過去と未来、部署から世界、他者の立場で考えます。

視点移動にAIは使えますか。

使えます。「経営者視点だとどう考えるか」などと壁打ちすると新しい見方が得られ、続けるほど脳が育っていきます。

ロジックだけでは人が動かないのはなぜですか。

感情や対立構造があるからです。正論で論破しても頭では分かるだけで反発し、共感と納得感がなければ人は動きません。

「納得をホールドする」とはどういうことですか。

相手の話を聞き感情を受け止めることです。背景の思いに共感し、「これならやろう」という納得感をつくり出します。

別格の人はドライで冷たいイメージですか。

逆です。ロジックだけのマシンではなく人間味があり、気持ちで語る魂の会話で敵をも味方に変える器の大きさを持ちます。

「美意識で一線を引く」とはどういうことですか。

損得より美学を優先することです。「ダサくないか」と問い、短期的に損しても長期的な信頼とファンを重視します。

美学を持つと何が変わりますか。

「この人についていこう」と思われます。変な誘いに乗らず、長期的な信頼を得られる別格の一つのポイントになります。

器の大きさは開発できますか。

できます。成人発達理論でいうレベル5「自己変容型」に近く、動画の概要欄にある解説動画で開発方法を確認できます。

報告に添える一文にはどんな効果がありますか。

上司からの見られ方が変わります。経営視点の一文を添えるだけで、上の視点で考えようとしていることが伝わります。

「なぜ」を5回繰り返す手法の由来は何ですか。

トヨタの実践手法です。5W1Hのなぜを5回繰り返してからハウを考えると、本質的な根本原因にたどり着けます。

別格の人が身近にいる場合どうすればよいですか。

5つの観点で観察することです。視点・美学の違いを認識できれば真似ができ、自分の美学に消化させていけます。

まとめ

  • 別格になれないのは能力や努力量の問題ではなく、努力の方向が延長線上にあるためです。
  • 社内で別格と呼ばれる人には、作品化・仕組み化・経営者視点・納得の醸成・美意識という5つの構造的特徴があります。
  • 延長線上の頑張りはAIに置き換えられていき、別格の人の個性やオリジナリティがこれから重宝されます。
  • 明日からは、報告に経営視点の一文を添える、繰り返す作業を仕組み化する、ルールになぜを5回問うことから始められます。
  • 身近な別格の人を5つの観点で観察し、違いを認識して自分の美学に消化させることが真似の第一歩です。

まずは次の報告で「私が責任者だったら」という一文を1つ添えることから始めてみてください。

動画特典

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動画で詳しく解説しています

この記事の内容は、YouTubeで実際の事例を交えて解説しています。

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